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筆者の投資法である野球チーム投資法を紹介

日本銀行本店の側面 筆者の分析や取材
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野球の特徴を投資にあてはめた方法

筆者が1年ほどの試行錯誤の末に確立した投資法が「野球チーム投資法」です。

そんなに大げさなものではなく正攻法を組み合わせただけなのですが、皆さまの参考になれば幸いです。

そのポイントは以下のようになります。

  • とにかく狙い球を絞る
  • 野球だけに投資期間はスイングが中心
  • 勝率よりも損小利大が重要
  • 候補銘柄と1軍銘柄を入れ替える

まずは「狙い球を絞る」についてです。

狙い球を絞る

ところであなたはバッティングセンターでボールを打ったり、実際の試合の中でボールを打った経験がありますか。

経験がない人にも想像がつくかと思いますが、同じくらいの球速であれば実際の試合よりもバッティングセンターの球の方が打ちやすいです。

なぜかというと、バッティングセンターの球はマシンが放るだけあって軌道や球速がいつも似たようなものだからです。

球速のランダムや変化球を交えた設定にしなければ、ちょっと慣れれば大抵の人にとっては当てるだけなら難しくありません。

このようにバッティングセンターの球は毎回バットをスイングするのが大原則であって、わざと球を見送ることは基本的にありません。

一方、実際の試合で人間の投手が放った球を打つのは難しいです。

人間は機械よりもコントロールおよび球速が安定していないからです。

そのうえ人間は、打撃練習ではない真剣勝負であれば、こちらになるべく打たせないように投げてきますから打ちにくいのは当たり前です。

そこでバッターとしては狙い球を絞るのが普通です。そうなるとバッティングセンターとは違って球を意図的に見逃がすことが普通にあります。これは高校野球やプロ野球などを見ても明らかです。

どんな球種やコースにも対応できることが理想ですが、それはプロでさえも無理があるので、1打席あたり数球の投球の中で自分にとって打ちやすい球に狙いを絞るわけです。

株式投資もそれと同じで、いつも地合いや銘柄に関わらずどんな局面でも勝てたら苦労はありませんが、それはほぼ不可能です。

そこで自分が得意としているパターン、つまり地合いや銘柄情報が自分にとってやりやすくないと判断したら投資しません。

狙うは自分にとって投資しやすい絶好球だけです。絶好球が来たらフルスイングとはいわないまでも、ある程度資金を集中させます。

「待つも相場」の精神はかなり重要です。

絶好球ではない地合い(タイミング)や銘柄に手を出して損失を拡大しないようにするためにはこれが一番です。

そのため普段の証券口座では余力を多めに残しておきます。

野球の打者は低めよりも高めが好き、内角よりも外角が好みという場合があるように、投資でも筆者にとっての絶好球が他の人にとって絶好球に映るとは限りません。

以上が「とにかく狙い球を絞る」の意味です。

投資では一度始めたらずっと同じ銘柄に入れ続けておかなければならないという義務はないので、やりやすいときだけ投資すればよいのです。

投資ではちょっとでもチャンスと見ると「今、見逃したら同じチャンスは二度と来ない」と考えがちです。確かにすべてが全く同じ状態は二度と来ないでしょうが、似たようなチャンスはいくらでもあります。

野球はストライクを3球とられるとアウトですが、投資はノーポジ状態で見逃しを続けただけではアウトになりませんから待ち続けることも戦略の一つになるのです。

今までにあなたは投資しているときに「これは自信がある」というパターンと「自信がないけどなんとなくもっているしかない」と感じたパターンがあるでしょう。

このとき「自信がある」というパターンの比率を上げれば、成功率は上がるはずです。

具体的には目をつけている銘柄について以下のパターンが現れたときに買います。決算を持ち越すかはケースバイケースです。

  • 貸借倍率が一定ラインに差し掛かったとき
  • ボックスレンジの下値支持線に差し掛かったとき
  • 材料出現の思惑期間を利用できると思ったとき
  • 狼狽売りや空売り攻撃によって株価が下にオーバーシュートしたとき
  • 地合いが悪いときでも寄り底と判断したとき(逆張り)
  • 急騰したときの初動について材料に照らし合わせてまだ伸びると判断したとき(順張り)
それでも失敗はあるけれど、そうではないときに適当に売買するよりは確率は高い。
ボックスレンジの下値支持線に差し掛かったといっても、個別の悪材料出現によってそこまで下がったら買うのを控えた方がいいかも。狙うは地合いが主因で下値支持線に差し掛かったとき。

売りのタイミングについては以下をご参照ください。

投資期間はスイングが主体

野球チーム投資法の投資期間はスイングが多いです。スイングを好むのは、短期投資はちょこまか動かすのが難しいと感じるからです。また短期投資に時間を割くだけの余裕がありません。

中長期投資は日経平均が1年間で6000円も上がったような安定期ではいいでしょうが、そうでない時期ではよい結果を出すのが難しいと思います。

ですから、その中間路線であるスイングを好むというわけです。

勝率よりも損小利大が重要

次は損小利大についてです。

これは、負けは回数が多いとしてもその額は少なく抑える一方で、勝ちは回数が少ないとしてもその額はなるべく大きくするということです。

極端な話、1勝4敗でも勝ち額が多くて負け額が少なければトータルでは勝つことができます。

逆に4勝1敗でも負け額が多くて勝ち額が少なければトータルでは負けもありえます。

野球チームは1点差で勝っても10点差で勝っても勝ちの価値は同じようなものですが(リーグ戦の場合、得失点差はつく)、投資では小さい負けと大きな勝ちを積み重ねることが重要です。

パフォーマンスのよさそうな銘柄が1軍

最後に銘柄の選び方です。

すべての銘柄情報を掴めればいいのですが、それは無理なので、さまざまな枠に分けて投資候補の銘柄(監視銘柄)を株価ボードに入れています。

  • ボックスレンジ系の大型株
  • ファンダが安定している東1中堅規模の銘柄
  • のびそうな小型株
  • 流行のテーマに沿っている新興銘柄
  • 値上がり率や出来高に関して最近のランキングで盛り上がっている銘柄
  • 景気循環株
  • 仕手株っぽい銘柄
  • TwitterやYahoo掲示板で話題になっている銘柄
市場は東1とジャスダックとマザーズがほとんどです。業種は金融、食品、建設、インフラなどはボラティリティが小さいので避ける傾向にあります。

株価ボードには上の方針に沿って登録した約100の監視銘柄があります。その中で「狙い球を絞る」のところで述べたパターンが現れた数銘柄に投資するという形です。

プロ野球でいうと株価ボードに登録した銘柄が支配下登録選手、実際に買った銘柄は1軍レギュラー選手で、売った銘柄が2軍降格選手みたいなものです。むろん、それらは流動的です。