証券会社の公平な選び方【手数料以外にも注目】】

仕手株の基本をわかりやすく解説

急ぐビジネスマン 銘柄選び
スポンサーリンク

材料の割にものすごい動きをする株がある

日本株の1日の株価の最大増減率はおよそ-30%~+30%くらいです。

もっとも、自分が投じている銘柄が±30%も動くなんてことはあまりなく、大抵は数%の増減です。

しかし、株式市場には仕手株と呼ばれる極端な動きを連発する株があります。

これをうまく利用できると資産を短期間で大きく増やせるのですが、短期間で大きく減る可能性もあるなどそう簡単にすすめることができません。

仕手株の定義

そもそも仕手株とは、仕手筋と呼ばれるプロ集団が、業績にやや問題がある低位株(発行数や時価総額は基本的に低い)を安く買い集め、それを突然急騰させて周囲の買いや空売りを強烈に煽り、ある程度上がったところで自分たちは売り抜けていく株のことをいいます。

仕手筋の本体は俗に本尊と呼ばれるよ。

大型株は投資家が入り乱れているため一組織が急騰させられるものではありませんが、発行数や時価総額が低い銘柄では情報の流し方や買い方を工夫すれば一組織の力で急騰させることも可能だったりするのです。

ただし、筆者が観察したところではPER10倍前後の割安な低位株(業績はその付近では悪くない)が仕手株化した例もあります。

何も好材料が出ていないのに低位株が突然強い上昇トレンドに入ったら仕手筋が入ったことが疑われます。

このとき急騰の初動に乗れた人は大儲けできるのですが、逃げ遅れると大損するという点で怖いタイプの株です。

短期間で株価は数倍まで上がってから数分の1に下がるというパターンもザラにあります。

なお仕手筋が空売りも煽るのは、業績がよくないのに急騰している銘柄は急落すると予想されやすいものですが、それでも急騰が続くと空売り勢は損失の増大を恐れて買い戻してしまうからです。

こうした動きは株価の急騰・急落だけでなく、出来高の飛躍的な増大も見込めるため株式市場でよくも悪くも目立つのです。

一昔前では仕手株といえば業績にちょっと問題があるようなところが多かったみたいだけど、最近ではそれなりの業績でも仕手化したパターンがある。

仕手株が生まれてから消えるまで

まず仕手筋はターゲットの株式を静かに買い集めます。

この段階で急騰させたり出来高を上げすぎると安く集めることができないため、静かに行うのです。これは玉集めと呼ばれます。

ただし、玉集めは静かに行うとしてもそれでも出来高は普段より少々上がるでしょう。

ある程度集めたら、玉転がしといって大量の買い注文を出して株価を急騰させます。そうするとランキング上位に入るなどして目立つため、順張りでそれに乗っかってくる投資家が現れます。これによって上昇の速度は加速するわけです。

玉集めや玉転がしの段階ではふるい落としといって株価を意図的に大きく落として揺さぶりをかける場合もあります。

揺さぶりをかけるとすぐに売ってしまう投資家もおり、彼らが抜けると上値が軽くなるからです。

あるいはそのふるい落とし自体が、仕手筋が売り抜けていくときの大量の売りという場合もあるでしょう。

ふるい落としか資金抜けかの判断は難しいですが、急騰から間もない急落はふるい落としで、かなり時間が経ってからの急落は資金抜け(本尊の売り抜けに伴って皆の売り殺到)の可能性が高いと考えられます。

このように仕手株は怖いですが、発生率は低いですし参加したくなければ避けられるものなので近寄らないというのも有力な選択肢です。

仕手株っぽい銘柄が見つかったんだけど買おうかな?
ワシなら初動っぽいところ以外では買わないね。初動以外で買うなら早めに逃げた方がいいと思う。