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株価は人の心理によって動く複雑なものだが隙もある

投資の心理を読み解く 全体
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ここぞというときにこそ資金を集中させる

株価は大海原をうなる波のように不規則に動きます。

株価の波は何も大きな材料が出ていないときには予測がほぼ不能ですが、材料やテクニカルでシグナルが出るとまだ読みやすくなる場合があります。

勝率・勝ち額を高めたいのなら投資は株価が読みやすいときだけに絞るべきかもしれません。

お猿さんが投資?

株価の複雑さを表す例としては以前アメリカで行われた、サルとプロの投資家による対決形式の実験が有名です。

この実験においてサルはダーツを適当に投げて、それが当たったところに応じて投資銘柄を決定します。

要するにサルの投資銘柄はランダムです。一方、プロの投資家はあらゆる情報や経験をもとに本気で運用します。

その結果はというと、両者の成果は大して変わらなかったそうです。

つまり、専門家が本気で予想してもサルと大して変わらないほど株価の動きはとても複雑だということがいえます。

キャピタルゲインを繰り返した成功者は何なのか

しかし、株価の動きはとても複雑だとしてもキャピタルゲインをひたすら繰り返して資産を数百倍に増やした投資家がいることも事実です。

世の中に投資家はたくさんいますから、たまに存在する投資の成功者は偶然に偶然が重なった運がいい人だといえるかもしれません。

この考え方だと偶然に偶然が重なる形で運が悪かった投資家もいるでしょう。そして平均的な投資家は運がよいこともあれば悪い場合もあるというように収支がトントンになるのかもしれません。

偶然が重なる回数は限度がある

しかし、世の中に投資家はたくさんいるとしても偶然が重なる確率は限られているはずです。

たとえば、日本株で短期的なキャピタルゲインを繰り返して富豪になった方といえばBNFさんやテスタさんが有名であり、彼らの売買回数は相当多いはずです。

たまたまテンバガー(株価が10倍に達した銘柄)を2つ3つ連続して渡り歩くことができたために資産を大きく増やせたという偶然パターンは稀にありそうですが、彼らは売買回数が多いため、そのパターンにあてはまらないでしょう。

つまり、株価はかなり複雑だとしても、企業の業績・将来性やテクニカル(株価の動き)といった情報、そして経験や判断力を駆使すれば資産を築くことも不可能ではないといえそうです。

経済学者って経済に詳しいから投資でも成功するのが当たり前なのかな?
ケインズという大経済学者は投資で成功したけど、すべての経済学者が投資で成功するとは限らないよ。経済学者は経済の研究者であって個別企業の業績やテクニカル分析の予想屋ではないからね。経済学者が得意とするのは、経済に関する原理、行動、歴史、政策であって株式市場に対する投資(将来予想)とはズレがある。
2択は簡単なようで難しい

最後に、ヤフーファイナンスのアナリスト予想(100回以上した予想した人)を見ると、予想対象は買いか売りかの2択にもかかわらず的中率は4割から6割くらいのものです。

おそらく筆者が担っても、経済を何も知らない子どもが担っても勝敗の的中率は大して変わらないでしょう。

予想成果が悪いアナリストに対しては逆張りで対応するという手もありだよ。

しかし、勝率には大して差がなくても増減率はトップの人で+数百%、そして最下位の人は-数百%にも達していますから、単純な勝敗・勝率よりも1回あたりの増減率が重要なことがうかがえます。

つまり、株式投資は勝敗では勝ち越していてもトータルの損益額としてはマイナス収支になりうるので損小利大が重要だというわけです。