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株式投資に関する暦上のアノマリー

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太陽の黒点と景気は関連があるのか

あなたは太陽の黒点は時期によって数が増えたり減ったりしていることを知っていますか。

太陽の黒点とは、その周囲に比べると温度が数十%ほど低い黒い斑点のような箇所です。

太陽の黒点は周期的に増減し、そして地球の景気もまた数年周期でよくなったり悪くなったりします。

そのため、太陽の黒点が増えると景気がよくなると見なす人も世の中にはいるのです。

これについて「どちらも数年周期だからたまたま一致したんだろ。地球から1億5千万キロも離れた場所での自然現象が地球の景気とリンクするなんてありえない」と笑い飛ばす人もいます。

しかし、太陽の状態は地球の気候に大きな影響を及ぼします。そのうえ気候は景気とも関連があるので、黒点と景気の相関についてすべてを笑い飛ばすこともできないでしょう。

黒点と景気の関連については科学的に全否定も全肯定もできないような曖昧さが残ります。

株式投資にも合理的に説明できない事象がある

ひるがえって株式投資でもアノマリーといって合理的に説明できない事象・経験則があります。

とくに有名なアノマリーが「セルインメイ(=株は5月に売れ)」です。

要するに12か月(1年)の中ではアノマリー的には5月に高値が来やすいので5月に株式を売った方がいいということです。

これが本当だとするならば株価は5月までは上昇基調にあり、そこから下落基調になるわけです。

セルインメイを支持する立場の人は10月付近で株価が安くなったときは買い場だと主張します。

おそらく、9月や10月はアメリカ発の歴史的な大暴落が起きた月でもあるのでアメリカを中心に株安のイメージが強いのでしょう。

日本にもアメリカ市場と関連した暦上のアノマリーがある

日本でも1月前半はご祝儀相場といって株価は堅調な場合が多いです。

1月前半に株価が上がりやすいのは12月末は節税売りといって税金対策の売りが出やすいことの反動だといわれています。

もちろん、これも100%当たる法則ではないので軟調だった年もいくつかあります。

次に2月と8月は日本ではニッパチ相場と呼ばれて相場が閑散としやすいとされます。真冬と真夏の真っただ中は経済活動が不活発になりやすいことが原因ともささやかれます。

そして4月は、日本の学校や企業では新年度に切り替わるということで人々の意気込みが高まり株が買われやすいとされます。

これは2月・3月の不調の反動ともいわれていますし、3月に退職した人たちの資金が流れ込むからなのかもしれません。

4月の株高は会社が新社名や新体制(異動先)に切り替わることで心機一転、気合が入りやすいからだともいわれる。ただ、長い連休前は手仕舞いの売りに気をつけよう。

次に7月・8月は「ニッパチ相場」「夏枯れ」とも呼ばれるなど軟調傾向があるようです。

10月末のハロウィンから年末に向かう時期では、それまでの軟調を吹き飛ばすかのようにして株高になりやすいといわれています。

アメリカでは10月末のハロウィン、11月の感謝祭、12月のクリスマス前に小売業が大型のバーゲンセールを行いますから買い意欲が高まるのでしょう。

中国最大のバーゲンセールである「独身の日」も毎年11月です。

日本でも11月や12月は大型のバーゲンが多いですし、米中の好影響を受けて株価が上がるということも考えられます。

以上はすべてアノマリーにすぎないので確たる根拠はありません。

暦上のアノマリーは統計的には「やや有意」というくらいのものですので投資の際の参考度合いとしては弱いのが実情です。